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2017 年度 研究成果報告書

胎児期ヒ素曝露により多世代にわたり増加する肝腫瘍への細胞老化の関与

研究課題

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研究課題/領域番号 15K21611
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 衛生学・公衆衛生学
放射線・化学物質影響科学
研究機関国立研究開発法人国立環境研究所

研究代表者

岡村 和幸  国立研究開発法人国立環境研究所, 環境リスク・健康研究センター, 研究員 (50736064)

研究協力者 野原 恵子  国立研究開発法人国立環境研究所, 環境リスク・健康研究センター, フェロー (50160271)
鈴木 武博  国立研究開発法人国立環境研究所, 環境リスク・健康研究センター, 主任研究員 (60425494)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードヒ素 / 多世代影響 / 細胞老化 / 酸化ストレス / Tgf-β / 妊娠期曝露
研究成果の概要

天然由来の環境化学物質である無機ヒ素は慢性ヒ素中毒により肝臓がんを引き起こすことが報告されている。我々はこれまでにC3Hマウスを用いた動物実験によって、妊娠期に無機ヒ素曝露を行うことで生まれてきた仔、孫世代の雄に後発的に肝腫瘍が増加することを見出したが、その機序は未解明である。
本研究では、機序として細胞老化に着目し、ヒ素曝露によるF1の肝腫瘍増加には活性酸素除去酵素の遺伝子発現減少による酸化ストレスの増加、F2ではTgf-β経路の活性化を介した細胞老化の増加が後発的な肝腫瘍増加に関与する可能性を示した。

自由記述の分野

環境毒性学

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公開日: 2019-03-29  

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