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2016 年度 研究成果報告書

スキルス胃癌微小環境に対するmiR-143の作用

研究課題

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研究課題/領域番号 15K21646
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 腫瘍治療学
実験病理学
研究機関国立研究開発法人国立がん研究センター

研究代表者

内藤 寛  国立研究開発法人国立がん研究センター, 研究所, 外来研究員 (70738210)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードExosome / microRNA / スキルス胃癌 / 癌関連線維芽細胞 / 代謝
研究成果の概要

本研究では、癌関連線維芽細胞 (CaF)由来のExosomeがスキルス胃癌細胞内部のエネルギー代謝に与える影響について検討した。しかし、当初の予想と反し、CaF由来のExosomeによる胃癌細胞のエネルギー代謝への影響は見られなかった。一方、高転移性のスキルス胃癌細胞株と線維芽細胞を共培養した際、両細胞内で嫌気的グルコース代謝の関連遺伝子の発現が大きく変化していた。さらに、転移性スキルス胃癌細胞由来のExosomeが線維芽細胞内部の炎症性サイトカインの発現を制御することも明らかにした。以上から、癌細胞由来のExosomeが癌微小環境の変化および代謝変化に重要な役割を果たす可能性が考えられた。

自由記述の分野

分子生物学

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公開日: 2018-03-22  

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