2018 年度研究成果報告書

肺癌組織および末梢血中のEGFR変異存在比とEGFR阻害剤治療効果との関連性検討

研究課題

研究課題/領域番号	15K21688
研究種目	若手研究(B)
配分区分	基金
研究分野	腫瘍診断学腫瘍治療学
研究機関	静岡県立静岡がんセンター(研究所)
研究代表者	小野哲静岡県立静岡がんセンター(研究所), その他部局等, 研究員 (50441027)
研究期間 (年度)	2015-04-01 – 2019-03-31
キーワード	肺癌 / リキッドバイオプシー / allele frequency
研究成果の概要	肺癌の組織検体、および末梢血検体を用いて超高感度EGFR遺伝子変異測定系の構築を行った。この結果はEGFR遺伝子変異の定量化をより低侵襲な検査で実現するうえで意義のあることであり、今後のゲノム医療の発展に伴い、EGFR遺伝子変異や他の体細胞遺伝子変異でのallele frequencyの評価にもとづく治療方針の選択や薬物の効果を評価する際に重要であると考える。
自由記述の分野	臨床腫瘍学
研究成果の学術的意義や社会的意義	侵襲性の低い血液検体での遺伝子検査方法の確立が、今後のがんゲノム医療の発展に寄与し得ると考える。