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2019 年度 研究成果報告書

ポーランドの文学、美術、公共空間におけるホロコーストの記憶のジャンル横断的研究(国際共同研究強化)

研究課題

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研究課題/領域番号 15KK0064
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)

配分区分基金
研究分野 ヨーロッパ文学
研究機関名古屋外国語大学

研究代表者

加藤 有子  名古屋外国語大学, 外国語学部, 准教授 (90583170)

研究期間 (年度) 2016 – 2019
キーワードホロコースト / ポーランド文学 / ポーランド美術 / 記憶 / 記念碑 / ゲットー / 第二次世界大戦 / 写真
研究成果の概要

ナチス・ドイツ占領下、ポーランドにはユダヤ人の絶滅収容所が作られ、ホロコーストの現場となった。ポーランドにおけるホロコーストの記憶の特殊性について、ポーランド科学アカデミー、ホロコースト研究センターの研究者と共同研究を行った。ワルシャワ・ゲットーをめぐる記憶に着目して考察したほか、中東欧諸国のホロコースト記念の状況を調査し、特殊性と地域的共通性を明らかにした。さらに、日本におけるホロコーストの受容を調査し、ホロコーストをめぐる言説が第二次世界大戦のその他の出来事の記憶と連動していることを明らかにして、今後の比較研究の方向性を定めた。

自由記述の分野

ポーランド文学

研究成果の学術的意義や社会的意義

ポーランドにおけるホロコーストの議論は日本でも関心が高い一方、2000年以降の動向の紹介は少なかった。現地での共同研究の成果を日本語で発表したほか、海外共同研究者を日本に招いて超領域的国際シンポジウムを開催し、最新の研究成果を伝えるとともに、国際的な研究ネットワークの構築に寄与した。シンポジウムの論集はポーランド語、日本語で刊行し、双方向的に最新の研究状況を伝えることで、今後の共同研究の土台を作った。

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公開日: 2021-02-19  

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