研究課題/領域番号 |
15KK0082
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
三浦 聡 名古屋大学, 法学研究科, 教授 (10339202)
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研究期間 (年度) |
2016 – 2018
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キーワード | ガバナンス・プラットフォーム / グローバル・ガバナンス / トランスナショナル・ガバナンス / 国連グローバル・コンパクト |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、学際的(interdisciplinary)ないしは学融合的(transdisciplinary)な観点から、多様なレベル(multi-level)におけるガバナンス・プラットフォームの理論と実際を研究することである。とくに、「いかなるガバナンス・プラットフォームがガバナンスのプロセスにどう作用し、それがパブリック・イノベーションにどうつながるか」が主な研究課題である。 平成29年度~30年度に渡航して以上の観点から共同研究に取り組むに当たり、平成28年度は準備を行った。これまで、共同研究者とはプラットフォームの分析枠組につき折に触れて議論を行ってきた。議論を踏まえ、平成28年度はプラットフォームに関する様々な学問領域の研究を検討した。また、プラットフォームを「ガバナンスの新様式(new modes of governance)」の議論に位置づける必要から、いわゆる「ニュー・ガバナンス論」を検討した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
諸事情により、平成28年度は渡航先海外機関として予定しているカリフォルニア大学バークレー校を訪問することができなかった。だが、ガバナンス・プラットフォームに関する研究は海外共同研究者と連絡を取りながら進めている。
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今後の研究の推進方策 |
平成29年から約1年間の予定で渡航先海外機関にて共同研究に従事する予定である。
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