研究課題/領域番号 |
15KK0082
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
三浦 聡 名古屋大学, 法学研究科, 教授 (10339202)
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研究協力者 |
アンセル クリストファー・K カリフォルニア大学バークレー校, 政治学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2016 – 2018
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キーワード | グローバル・ガバナンス / プラットフォーム / コラボレーション / イノベーション |
研究成果の概要 |
本研究は、ガバナンス論において世界的に評価の高いクリストファー・アンセル教授(カリフォルニア大学バークレー校)との国際共同研究を遂行するものであった。その成果として、アンセル教授との国際共著論文("Can the Power of Platforms be Harnessed for Governance?"「プラットフォームの力をガバナンスのために活用することができるか?」)を執筆した(現在、国際学術誌に投稿中)。同論文は、本研究課題の基課題に関連して執筆した論文の成果を活かしつつ、国際的にも体系的な議論が皆無なガバナンス・プラットフォームの機能と類型を論じる点で革新的である。
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自由記述の分野 |
国際政治学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、従来は経営学を中心とする学問領域ごとに個別に論じられてきた民間部門・公共部門の様々なプラットフォームを概観した上で、ガバナンスに関わるプラットフォーム(ガバナンス・プラットフォーム)につき、その中核的な論理を明らかにする点で国際的に重要な学術的意義をもつ。 本研究はまた、持続可能な開発などの様々な主体や資源の動員が必要なグローバルな課題への取り組みにガバナンス・プラットフォームが果たしうる役割と機能(主体間の交流と協働、新たなアイディアや実践のイノベーション)、およびガバナンス・プラットフォームの様々なタイプを明確にした点で、社会的な意義をもつ。
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