研究課題
本研究は極めて順調に推移し、当初の計画を上回る成果が出ている。令和元年度は、当該テーマに関する論文を査読付き国際学術誌に4本が採択される等した。令和元年度は、計画通り、データの収集とその分析に従事。タイ・チュラロンコン大学との共同研究実施や国内外のワークショップおよびシンポジウムでの報告等フィードバックを得る機会を活かしながら、この作業に取り組んだ。結果として、令和元年度は、研究成果として以下の成果を残した。すなわち、査読付き国際学術誌に4本の論文採択、分担執筆書籍1冊、国際ワークショップの招待討論1件、国内ワークショップでの発表1件、そして国際シンポジウムにおける発表1件である。論文が採択された雑誌はJournal of Financial Crime、Journal of Women & Aging、Sustainability、そしてJournal of Gambling Studiesである。分担執筆書籍は藤田 卓仙・小賀野 晶一・ 成本 迅編著「認知症と情報」である。国際ワークショップはアジア開発銀行年次総会、国内ワークショップは生命保険文化センター「人生100年時代におけるライフマネジメント」研究会、国際シンポジウムはThe 11th INDAS-South Asia International Conference, “Life and Death in Contemporary South Asia”である。なお、上記成果に加え、年度末時点では査読付き国際学術誌に投稿し、査読中の論文がさらに3本ある。期間全体(2016-2019年度)を通しては、論文が13本、学会発表が5回、図書は単著・共著・翻訳が各1冊の計3冊を残すことができ、当初のテーマである医療市場の設計のみならず、隣接分野の介護市場の設計や人口高齢化時代の家計の持続性についても業績を残すことができた。文字通り、当初計画を上回る成果を出すことができたと考えられる。
すべて 2020 2019 2017 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件) 図書 (1件) 備考 (1件)
Journal of Financial Crime
巻: ahead-of-print ページ: 印刷中
https://doi.org/10.1108/JFC-05-2019-0057
Sustainability
巻: 12 ページ: 1544~1544
https://doi.org/10.3390/su12041544
Journal of Gambling Studies
https://doi.org/10.1007/s10899-020-09936-3
https://home.hiroshima-u.ac.jp/~ykadoya/ja/