研究課題
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
モチヴィックガロア群の様々な分野と関連をより鮮明にすべく多重ゼータ値とassociatorを中心として研究を行い以下の研究結果を得ている:多重ゼータ値の調和余積の幾何学的解釈およびBetti sideの種々の対応物の構成、 Alekseev-Torossian associatorの係数求積法、associtor関係式と結び目理論において得られる多重ゼータ値の関係式との関係、p進多重L関数の特殊値と円分多重調和値との関係。
代数学
モチヴィックガロア群の研究は数論幾何学のみならず、様々な分野と関連していることが概念的に指摘されている。多重ゼータ値等の非常に具体的な対象を通じて研究することで、この繋がりはより直接的になり、またより明らかなものになる。