研究課題/領域番号 |
15KK0182
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高分子化学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
山本 洋平 筑波大学, 数理物質系, 教授 (40589834)
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研究協力者 |
ロルケ アクセル University of Duisburg-Essen, 物理学科, 教授
ブンツ ウーヴェ
バルシコウスキー ステファン
ファン ジャーシン
エブソン トーマス
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研究期間 (年度) |
2016 – 2018
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キーワード | マイクロ共振器 / 共役ポリマー / 自己組織化 / 発光 / レーザー / 光触媒 |
研究成果の概要 |
π共役ポリマーや発光性有機分子の自己組織化によるマイクロ光共振器の作製を行い、構造体内部の光閉じ込めによるWhispering Gallery Mode (WGM)発光やレーザー発振を実現した。これらのマイクロ構造体を用いた、球体間光伝搬とエネルギー変換、近赤外WGM発光、光誘起モード分裂、有機マイクロロッドからの多色発光に加え、ポーラス有機結晶による蛍光センシング、強誘電π共役ポリマー、グラフェン-ペプチド-白金ナノ粒子複合体による光触媒材料の構築などに成功した。
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自由記述の分野 |
有機光材料
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
マイクロ光共振器は、光集積回路における微小光源として重要な光部品である。特に、構造的にフレキシブルな有機・高分子材料を用いて作成したマイクロ光共振器は、微小な形状変化やサイズの変化による共振ピークのシフトなどを利用した化学センシングツールとしての応用が期待できる。本研究で作成した有機光共振器に関する知見は、フレキシブル光集積回路の実現や有機光エレクトロニクス研究や応用において有用な役割を果たすと考えられる。
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