研究課題/領域番号 |
15KK0223
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
有働 恵子 東北大学, 災害科学国際研究所, 准教授 (80371780)
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研究期間 (年度) |
2016 – 2019
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キーワード | 長期地形変化 / 砂丘分裂 / 飛砂 |
研究実績の概要 |
2018年度は,2017年度のオランダ滞在時にRanasinghe教授とともに行った,砂浜変形(土砂移動限界水深,河川から海岸への土砂供給)に関する共同研究について国際ジャーナル誌への投稿論文の執筆を行った.また,UNESCO IHE DelftのAli Dastgheib講師とTwente大学の修士学生1名(指導教員:Ranasinghe教授)が共同研究打ち合わせのために約2週間東北大学に滞在した.学生は研究代表者の研究室の学生とともに,日本の複数の海岸の現地調査を行った.このTwente大学の学生の修士論文の学位審査においては,研究代表者が助言を行い,現地調査結果は修士論文としてまとめられた.これらの研究とは別に,共同研究の成果をInternational Coastal Symposium 2018およびInternational Conference on Coastal Engineering 2018に発表した.さらに,Ranasinghe教授の寄付講座に研究代表者がInternational guest researcherとして参画するなど,当初の計画以上に共同研究関係が進展した.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
将来の砂浜地形変化に関連して,Ranasinghe教授との共同研究成果をInternational Coastal Symposium 2018に1件,International Conference on Coastal Engineering 2018に1件発表した.さらに2件の研究論文を共同執筆中である.また,Ranasinghe教授の寄付講座に研究代表者がInternational guest researcherとして参画している.
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今後の研究の推進方策 |
今後も共同研究体制を継続し,今年度中に現在執筆中の論文を2件投稿する.また,2019もしくは2020年度にRanasinghe教授が来日予定で,本研究プロジェクト終了後の研究計画について議論を行う.
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