本年度は,最終年度であるため,また既に現地滞在による研究は終了したため,必要な追加解析を行い成果をまとめ,国内学会で発表を行った.さらに,本共同研究事業を通じて現地(ユーリッヒ)で知り合った,新たな材料研究者を含む共同研究につながり,強弾性材料ではないものの,高温・擬弾性材料の機械的挙動評価という点では共通しており,短期間で目覚ましい成果が挙がったため,国内外の学会および国際学術誌で成果発表を行った.本研究は今後も発展的継続が見込まれ,持続的な国際共同研究基盤の構築という点では予想以上の成果を収めた.
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