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2018 年度 研究成果報告書

超広帯域レーダによる人体の歩行形態認識と異常検出技術(国際共同研究強化)

研究課題

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研究課題/領域番号 15KK0243
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)

配分区分基金
研究分野 計測工学
研究機関兵庫県立大学

研究代表者

阪本 卓也  兵庫県立大学, 工学研究科, 准教授 (30432412)

研究協力者 Lubecke Victor  University of Hawaii at Manoa, Department of Electrical Engineering, Professor
Yarovoy Alexander  
佐藤 亨  
研究期間 (年度) 2016 – 2018
キーワードレーダ / 人体 / モニタリング / 心拍
研究成果の概要

本研究では、体動のある場合に非接触心拍計測を実現するための技術を開発した。まず、アダプティブアレイによる適応的ビーム形成技術の開発を行った。開発技術により干渉成分となる部位からの反射波を抑圧し、高精度な心拍計測を実現できることが明らかになった。続いて、機械学習を非接触心拍計測に適用し、精度改善を行った。従来は体動により心拍推定精度が大幅に劣化する場合においても、機械学習に基づくアルゴリズムの導入により高精度な心拍計測が実現できることが分かった。

自由記述の分野

計測工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

高齢化が急速に進行する中、在宅医療を安全かつ円滑に実施するためには、対象者の異常検出が不可欠である。レーダはプライバシーの懸念が少なく、非接触での心拍・呼吸の計測が可能であるため注目されている。本研究では、人体の姿勢・運動に加えて生体情報も同時に計測することで、対象者の異常を検出するために必要な要素技術を開発した。開発技術は安全かつ効率的に在宅医療を実施するために重要であり、その社会的な意義は大きい。

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公開日: 2020-03-30  

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