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2016 年度 実施状況報告書

光学プランクトン観測システムによる動物プランクトン生産力の定量評価(国際共同研究強化)

研究課題

研究課題/領域番号 15KK0268
研究機関北海道大学

研究代表者

山口 篤  北海道大学, 水産科学研究院, 准教授 (50344495)

研究期間 (年度) 2016 – 2018
キーワード動物プランクトン / 北極海 / 生活史 / 画像イメージング / カイアシ類 / 氷上ステーション / ヤムシ類 / 海洋生態系
研究実績の概要

本年度は、訪問する渡航先の海外共同研究者それぞれと、共同研究や打ち合わせを行った。
2017年3月14日~15日には、米国大気海洋局シアトル支所のJanet Duffy-Anderson博士と、新しく動物プランクトン担当として着任したDavid Kimmel博士とアラスカアンカレッジで開催された国際会議の途上、研究内容についての打ち合わせを行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

現在、滞在先の3研究機関の受け入れ研究者と研究内容の打ち合わせが済み、実際の訪問(2018年3月から1年間を予定)に向けて、ビザや住居の手配などを行い、かつ不在中の学務に支障の無いように手配準備中である。予備的な内容として、訪問先研究者の1名(米国アラスカ大学フェアバンクス校のRussell Hopcroft教授)とは、共著で一件の学会発表を行った。これは訪問前の状況としては、概ね順調に推移していると言える。

今後の研究の推進方策

平成29年度には、訪問先研究者との共同研究を更に発展させる予定である。まず2017年6月9日~6月29日のアラスカ大学所属の砕氷船Sikuliaq号の北極海-ベーリング海航海に乗船し、受け入れ研究者の米国アラスカ大学フェアバンクス校のRussell Hopcroft教授と共同研究を行う。このSikuliaq号で採集を行う海域では、約1ヶ月後に北海道大学附属練習船おしょろ丸による実習航海での採集が予定されており、その両方の航海に乗船し、両船で同様の方法で動物プランクトン試料を採集することにより、経時的な主要動物プランクトンの成長を明らかにすることを目的として行う。
平成29年度にはまた、3月20日からの1年間の滞在の前に、もう一度米国ウッズホール海洋学研究所のCarin Ahjian主幹研究員と米国大気海洋局シアトル支所のDavid Kimmel博士を訪問し、研究内容の詳細について打ち合わせを行う予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] カラヌス目カイアシ類の口器付属肢の形態計測学的研究:食性、分布水深および安定同位体比と形態の関係2017

    • 著者名/発表者名
      米田壮汰・田村啓明・阿部義之・野口真希・兵藤不二夫・大塚 攻・Russell R. Hopcroft・山口 篤
    • 学会等名
      海洋生物学研究会第一回シンポジウム
    • 発表場所
      東京海洋大学(東京都港区)
    • 年月日
      2017-03-21 – 2017-03-22

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公開日: 2018-01-16   更新日: 2018-12-17  

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