研究課題
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
2017年9月27日~2018年3月31日まで英国King’s College London, Cicely Saunders Instituteに渡航し、国際共同研究活動を実施した。主たる成果は、死亡小票による遺族調査の方法の理解とデータ解析、英国で使われている調査票VOICES-SF日本語版の作成と調査実施、英国の緩和ケアの質評価尺度であるIPOS(Integrated Palliative care Outcome Scale)の日本語版の作成と普及である。
緩和ケア
本研究をもとに、わが国において初の死亡小票に基づく遺族調査が実施された。さらに、アアンケート用紙VOICES-SF日本語版により日英の遺族調査の比較が可能となった。緩和ケアの質を評価する尺度であるIPOS日本語版によりわが国でも国際的に標準的な方法で緩和ケアの質の評価が可能となった。