研究課題
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
グルココルチコイド(GC)-グルココルチコイドレセプター(GR)軸による骨格筋タンパク質代謝調節は、骨格筋-肝臓-脂肪組織連携を介して、個体レベルの貯蔵エネルギー物質バランス制御の重要な一翼を担っている。本研究では、筋力負荷による筋肥大のカギ因子PGC1alpha4がこの機構において果たす役割の解析を行った。PGC1alpha4強制発現下のマウス骨格筋、合成グルココルチコイドを投与した骨格筋特異的PGC1alpha4トランスジェニックマウス、筋力負荷により筋肥大が惹起されたマウス骨格筋において、これらに共通した発現を示す遺伝子候補群および特徴的な発現変動を示す遺伝子候補群を同定した。
内分泌学