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2018 年度 研究成果報告書

ローター・アブレーションによる心房細動停止機序解明と個別化治療の確立(国際共同研究強化)

研究課題

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研究課題/領域番号 15KK0341
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)

配分区分基金
研究分野 循環器内科学
研究機関東京大学 (2017-2018)
名古屋大学 (2015-2016)

研究代表者

山崎 正俊  東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任准教授 (30627328)

研究協力者 カリファ ジェローム  Rhode Island Hospital and Brown University, Cardiovascular Research Center, Assistant Professor
Nakagawa Hiroshi  
研究期間 (年度) 2016 – 2018
キーワード心房細動 / ローター / アブレーション
研究成果の概要

心房細動の駆動源である渦巻き型旋回興奮波(ローター)の重要な特徴であるさまよい運動特性に着目し、臨床電気生理検査で使用される多電極カテーテルから得られた電位のみからローターを検出するシステムを作成する。基課題で提唱した「ローターの移動経路遮断と定在領域への心筋焼灼が、心房細動を停止させ、細動の慢性化を未然に防ぐ」という仮説を検証し、臨床応用のための技術基盤を構築することを目指す。本申請の核をなすローターの検出手法(位相分散解析)を発見し、報告した(特願)。更に、持続性・慢性心房細動患者を対象にした新たな治療法(時空間興奮分散値に応じた通電治療)を報告し、既に臨床で一定の成果を得ている。

自由記述の分野

循環器内科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

加速する超高齢化社会の中で、爆発的に増加する心房細動患者に対する有効な治療法が存在しない現状において、異なる分野を含めた専門的知識を有する国内外の研究者と共に本研究を開始することで心房細動の機序解明に関する新知見を得ることが出来る。我が国において患者総数100万人を超えることが予想される心房細動患者の治療効果を飛躍的に改善し、我が国のみならず、世界の心臓性不整脈基礎・臨床研究分野において多大な貢献をもたらすと確信している。

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公開日: 2020-03-30  

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