研究課題
本国際共同研究は,日本人一般住民を対象とした前向きコホート研究の参加者と,ハワイの日系移民を対象とした前向きコホート研究の参加者において、食習慣を含む生活習慣が認知機能に及ぼす影響について比較することを目的とする。いずれのコホートにおいても、認知機能の評価には神経心理検査(Cognitive Abilities Screening Instrument: CASI)を、形態学的評価には頭部MRI 撮像を実施されているため、これらをアウトカムとして日本在住日本人と日系ハワイ人における食習慣を含む生活習慣との関連を検討している。ハワイ滞在中は適宜、海外共同研究者であるハワイ大学医学部老年医学のKamal Masaki教授およびKuakini Medical Centerの生物統計家と相談しながら研究を遂行し、帰国後はメール等を利用して引き続き共同研究を行っている。
3: やや遅れている
ハワイのデータの利用手続きに想定より時間を要したため。また、測定を予定していた血中脂肪酸について、測定会社の都合により測定できるのが本年度になったため。
共同研究者であるハワイ大学医学部老年医学のKamal Masaki教授およびKuakini Medical Centerの生物統計家等とメール等を利用して共同研究を遂行し、食習慣を含む生活習慣が認知機能に及ぼす影響について、日本在住日本人と日系ハワイ人との比較を行う。追加解析等が必要な場合には短期の再渡航を行う。
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