研究課題
H30年度に、草本系植物バイオマス分解の重要なステップをに担うと考えられるフェルラ酸エステラーゼ活性を持つ細菌の代謝と酵素の解析を行った。H31年(令和1年度)には、上記微生物をイナワラ抽出物に作用させたときに生じる未同定分子について、詳細なLCMS解析を進めた。これらの成分は微量かつ多様であり、その正確な構造決定には至っていないが、微生物代謝によって生じる分子と組換えフェルラ酸エステラーゼによって生じる分子に共通性を見出すことができ、本菌株や前述の酵素が水圏における陸域バイオマス分解の一旦を担うことが示唆された。
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