研究課題
特定研究領域「遺伝情報システム異常と発がん」は、「がん研究の総合的推進に関する研究」の一環として、「細胞のがん化とがんの進展の分子機構」を解明することによって、がんの予防・診断・治療に貢献することを目的として計画された。本総括班は、本研究領域の研究活動を統括・支援することを目的として組織され、本年度は下記の活動を行った。(1)研究代表者会議および項目別成果発表会の開催:本年度、本研究領域では、平成17年度と同様に、5つの研究項目で、48の計画研究班と59の公募研究班、計107の研究班が研究推進を行ってきた。本総括班は、研究班員相互の情報交換の促進を通じて本研究領域の研究推進を図るため、平成18年7月4日に「がん特定研究」の他領域と合同で研究代表者会議を開催し、これに続いて本領域単独での研究成果発表会を行った。また、研究者に、より密度の高い情報交換の場を提供するため、各研究項目ごとの成果発表会を開催した。具体的には、研究項目1および2が合同で平成18年11月30目から三日間にわたって倉敷に於いて、研究項目3および4が合同で平成18年12月22-23日の二日間、筑波において、研究項目5は平成18年10月27-28日の二日間、東京有明に於いて、各々の成果発表会を開催した。(2)広報活動の推進:本総括班は、「統合がん」の総括班に参画し、その広報活動の一環として、ホームページの維持運営や公開シンポジウムの主催(平成19年2月22-23日、経団連会館)を行った。
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