研究課題
本研究領域では、特定領域研究「生命システム情報」、「応用ゲノム」、「基盤ゲノム」のほか、関連研究領域との連携を視野に入れながら、進化や多様化の点で重要な位置にある動物・植物・微生物についてゲノム配列解析や発現解析などを体系的に行い、進化・多様化のゲノム構造上の原因を明らかにすることを目的とした研究を推進する。このため、当初計画では下記の研究項目に計画研究班を設置したが、19年度の中間ヒアリングの結果を反映させ、細胞性粘菌研究班、昆虫ゲノム研究班、葉緑体ゲノム研究班の3班を追加した。また、公募研究班についても計画の5年目に当たるため再度の公募を行い、班構成の組換えを実施した。研究項目BO1 比較ゲノム解析による進化プロセスの解明研究項目BO2 ヒトの進化をもたらしたゲノム構造変化の解析研究項目BO3 基軸モデル動物・植物の近縁種ゲノムの解析によるシステム比研究項目BO4 生物相互作用のゲノム基盤の解明研究項目BO5 比較ゲノム解析推進のための情報技術開発及び理論研究また、計画研究、公募研究で共通性の高いリソース整備、クローンスクリーニング、情報統計処理を支援するために、支援班を設け、活動を行った。領域全体の研究を円滑に進めるため、20年5月に比較ゲノム特定領域の班会議に加え、ゲノム特定4領域全体の合同班会議を20年8月に実施した。また、比較ゲノム情報研究会を6月に、昆虫ゲノム国際シンポジウムを21年3月に神戸で開催した。また、7月に総括班会議を開催して領域全体の運営に関する調整を図った。直、本研究班は総括班であるため、実際の研究は実施していない。
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Nature 453
ページ: 1064-1071
http://www.genome-sci.jp/