研究課題/領域番号 |
16075101
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研究機関 | 独立行政法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
深尾 良夫 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球内部変動研究センター, センター長 (10022708)
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研究分担者 |
笠原 稔 北海道大学, 大学院・理学研究科, 教授 (40001846)
末次 大輔 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球内部変動研究センター, グループリーダー (20359178)
金澤 敏彦 東京大学, 地震研究所, 教授 (30114698)
歌田 久司 東京大学, 地震研究所, 教授 (70134632)
入舩 徹男 愛媛大学, 理学部, 教授 (80193704)
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キーワード | 地球深部スラブ / 地球物理長期観測 / 高温高圧実験 / 計算機シミュレーション / 水 / マントル遷移層 / 地球進化 / マントル対流 |
研究概要 |
本年度は、以下の研究を実施した。 1)5月の地球惑星科学連合大会において、セッション「地球深部スラブ」を主催した。 2)6月29日に第3回総括班会議を開き、今年度の各計画研究の実施状況、領域全体の研究の進め方、今後の研究集会(国内、国際)の実施スケジュールを議論した。 3)11月10・11日に九州大学において第2回シンポジウムを開催した。領域を構成する、観測・高温高圧実験・計算機シミュレーションの分野における研究成果について、口頭およびポスター合わせて47の論文発表があり、全国から集まった100人近くの登録参加者との間に活発な質疑応答がなされた。 4)引き続き11月12日には、福岡県および福岡市の後援をうけて一般向け講演会を実施した。福岡市およびその周辺から100名以上の参加があった。 5)1月に第2回シンポジウムの講演要旨集を刊行した。シンポジウムでの発表の内、39編の論文要旨が掲載された。 6)2月に領域の活動をまとめたニュースレター(2号)を発行した.計画研究各班から研究の進捗状況の報告があったのに加え、公募研究の内容に関する紹介記事が掲載されている。 7)第2回総括班会議を,平成18年2月27日に開催し、各班の研究の進捗状況、次年度およびそれ以降の研究の進め方などについて打ち合わせを行った。前年度からの懸案であった研究項目を横断する連携については、連携した研究の実施により具体的な成果があげられた例が報告されたが、まだ十分ではないため、特定のテーマでワークショップを行うなど一層の努力が必要であることで認識が一致した。
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