研究概要 |
特定領域研究の第2年度として,第1年度に構築した研究体制をもとに研究活動を展開した。総括班としての具体的な成果を以下に列挙する。 (1)2005年7月15-17日に東京大学駒場キャンパスにおいてキックオフミーティングを開催し,昨年選考した公募研究の研究代表者から研究の現状および抱負を発表してもらった。同時に計画研究の各グループから研究の進捗状況を報告してもらい,今後の研究方針を含めた議論を行った。 (2)昨年度企画した若手研究者の会を発足させ,2005年12月19-20日に「新しい物理を生む新物質若手の会」第一回会議「異常量子物質はどう作るのか?」を松島大観荘で開催した。 (3)2006年1月5-7日に東北大学金属材料研究所において成果報告会を開催した。計画研究・公募研究の区別なく、すべての研究者に口頭発表またはポスター発表を行ってもらった。ポスター発表については,研究代表者・分担者だけでなく一般の参加を求め,最終的に539名が参加する盛況なものとなった。 (4)ニュースレターを年4回刊行(うち1回は若手の会の報告)し,Wedサイトを頻繁に更新することによって,広報活動にも力を注いだ。 (5)2006年6月に行われる国際会議をアジア・パシフィックワークショップと共催で企画し,その招待講演者やプログラムを編成した。
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