研究課題/領域番号 |
16077101
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研究機関 | 国立天文台 |
研究代表者 |
田村 元秀 国立天文台, 光赤外研究部, 助教授 (00260018)
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研究分担者 |
尾中 敬 東京大学, 大学院理学系研究科, 教授 (30143358)
山本 哲生 北海道大学, 低温研究所, 教授 (10126196)
村上 浩 宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究本部・赤外サブミリ波天文学研究系, 教授 (40135299)
井田 茂 東京工業大学, 大学院理工学研究科, 教授 (60211736)
上野 宗孝 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助手 (30242019)
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キーワード | 系外惑星 / 高コントラスト / 赤外線 / 大規模数値シミュレーション / ダスト / 検出器 |
研究概要 |
1995年の太陽系外における木星型巨大惑星の発見を契機に、惑星系研究の場は、もはや太陽系に閉じる必要はなくなった。これまでに発見されている多数の惑星系は私たちの太陽系と似ても似つかず、その多様性を理解するためには、むしろ太陽系以外の惑星系の成り立ちとその形成を理解することが重要である。本研究において、私たちは従来の天文学・惑星科学の枠を取り払い、国内で最も活発なグループを組織し、原始惑星系円盤(以下、円盤と略す)から太陽系外惑星系に至るまでの研究を系統的に集中して進め、太陽系形成を含む惑星系形成の統合的理解と、第2の地球探しの第一歩というべき太陽系外惑星系の直接検出の一番乗りを目指す。 本年度の総括班の活動は以下のとおりである: (1)各研究項目・計画研究の研究進捗確認のための総括班会議開催とメールによる情報交換、 (2)各研究項目・計画研究の研究推進のための小研究会の促進(3小研究会)、 (3)領域全体の研究促進のための大研究会の計画・実行(平成18年1月)、 (4)海外の関連研究会等における成果発表の実行・促進(IAUコロキウム参加)、 (5)海外大プロジェクト(TPF/Darwin)との国際協力について、相手側研究者との議論の継続、 (6)公共天文台・プラネタリウム関係者への講義による啓蒙活動(平成18年9月)。 さらに、3つの項目(研究項目A01:観測による系外惑星科学の展開、研究項目A02:理論・実験による系外惑星科学の展開、研究項目A03:技術開発による系外惑星科学の展開)の連携を深めるためのセミナー(系外惑星セミナー)を開催し、若手研究者の系外惑星科学への興味を深めることもできた。
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