研究課題
1995年の太陽系外における木星型巨大惑星の発見を契機に、惑星系研究の場は、もはや太陽系に閉じる必要はなくなった。これまでに発見されている多数の惑星系は私たちの太陽系と似ても似つかず、その多様性を理解するためには、むしろ太陽系以外の惑星系の成り立ちとその形成を理解することが重要である。本研究において、私たちは従来の天文学・惑星科学の枠を取り払い、国内で最も活発なグループを組織し、原始惑星系円盤(以下、円盤と略す)から太陽系外惑星系に至るまでの研究を系統的に集中して進め、太陽系形成を含む惑星系形成の統合的理解と、第2の地球探しの第一歩というべき太陽系外惑星系の直接検出の一番乗りを目指す。本年度の総括班の活動は以下のとおりであった:(1) 各研究項目・計画研究の研究進捗確認のための総括班会議開催とメールによる情報交換、(2) 各研究項目・計画研究の研究推進のための小研究会の開催、(3) 領域全体の研究促進のための大研究会の計画・実行(平成20年3月)、(4) 海外の関連研究会等における成果発表の実行・促進(平成19年5月、8月)、(5) 海外大プロジェクト(TPF/Darwin)との国際協力について、相手側研究者との議論の継続。(6) 3つの項目(研究項目A01:観測による系外惑星科学の展開、研究項目A02:理論・実験による系外惑星科学の展開、研究項目A03:技術開発による系外惑星科学の展開)の連携を深めるための定期セミナー(系外惑星セミナー)を開催し、全国の若手研究者の系外惑星科学への興味を深めた。
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