研究課題
将来の太陽系外惑星系の黄道放射観測を目指し、赤外線領域中でこれまで検出技術が遅れていた波長30μm帯,及び300μm帯における検出器の開発、及び観測装置の試作・試験を行っている。平成19年度からの繰越し分の経費を用い、平成20年度に、大気球搭載望遠鏡の開発に関して以下の成果を上げた。・気球ゴンドラの揺れをキャンセルして星像を安定化する機構の制御ソフトウェアを開発し、また環境試験を実施して搭載用として完成させた。・望遠鏡鏡面の評価を行い、また仰角駆動装置を組み立て、望遠鏡を完成させた。・シリコンを用いた光学系の開発を行い、波長100〜300μm帯測光装置の試作機を完成させた。以上により、大気球搭載望遠鏡の観測部の開発をほぼ完了することができた。
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Japanese Journal of Applied Physics 47,IssueII
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