研究概要 |
本年度は,本特定領域研究の2年度目に当たり,下記に示すような総括班としての活動を行った.計画班長間の調整・打ち合わせを9回開催し,さらにはメールによる打ち合わせを随時行い,特定領域研究活動・成果の公開,各研究計画代表者・分担者間の共同研究打ち合わせ,研究討論の進め方などについて関連分野の専門家の意見も聴取しながら綿密に進めた.研究を有機的に連携して進めるため,評価委員・共同研究者を含めた班会議は3回,その班会議をふまえて評価委員・計画班長との総括班会議を2回開催した.また,ナノイオニクス研究の国際的ネットワーク形成と若手研究者の啓蒙と育成を目的として,第1回ナノイオニクスサマーセミナー(9月,福島)を開催した.総括版による講義とポスター形式による研究議論を行い,本特定領域研究の基本的共通概念の構築と共同研究の進展を図った.また,東京ならびに研究会において,海外の関連する研究者による招待講演・ナノイオニクスセミナー(H16年から10回開催)を開催した. (1)全体の研究計画の立案・調整 班長会議(9回),班会議(3回),総括班会議(2回) (2)ニュースレターの発行等:ニュースレター(本年度2回),ホームページの公開,成果報告集発行 (3)研究発表会等【】内は参加者数 キックオフ研究会(京都) 平成17年7月1-2日【51名】 夏のセミナー(福島) 平成17年9月15-17日【43名:学生14名,海外5名】 公開成果報告会(東京) 平成18年1月31日-2月1日【70名】 電気化学会秋季大会(千葉) 平成17年9月8-9日(関連発表:31件,このうちグループ内研究23件、研究班内共同0件、他研究班との共同研究8件) 固体イオニクス討論会(新潟) 平成17年11月28-30日(関連発表:65件,このうちグループ内研究54件、研究班内共同2件,他研究班との共同研究9件)
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