研究課題/領域番号 |
16080103
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
町田 憲一 大阪大学, 先端科学イノベーションセンター, 教授 (00157223)
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研究分担者 |
佐藤 次雄 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (90091694)
福永 博俊 長崎大学, 工学部, 教授 (10136533)
小松 高行 長岡技術科学大学, 工学部, 教授 (60143822)
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キーワード | 階層的形態制御 / 希土類系物質 / ソフト溶液化学法 / 電磁物性 / 光学物性 / 材料設計 / ナノ材料 / ナノ物性 |
研究概要 |
本年度は、本特定領域研究の開始の年度であり、まず関連分野の外国人研究者を招聘し、国際シンポジウムを開催することで、研究方針および研究目標等に対して国際的視点での位置付けを明確にすると共に、各研究計画班員による研究打合せ会を実施し、研究の円滑なスタートと研究成果の年度のまとめを行った。具体的な研究活動実績は以下の通りである。 1)国際シンポジウムおよび第1回研究打合せ会(日程:平成16年11月15日〜17日、場所:京都) 2)第2回研究打合せ会(日程:平成17年1月31、同2月1日、場所:東京) 一方、領域全体の研究計画の作成とその進捗状況の評価を行った。各研究計画班の平成16年度の主な研究成果は以下の通りである。 1)主にソフト溶液化学反応を利用したナノ領域での高度な組成、構造の規定によるパノスコピック形態制御を希土類系物質に適用し、これにより誘起される高度な高次物性の発現に関する研究を再立案、実施した。 2)希土類-鉄属遷移金属系を中心に、パノスコピック形態制御された希土類系物質の系統的な作製と物質相の観察、および高次物性の発現とその発現機構の解明に関する研究を再立案、実施した。 3)希土類イオンを含有したガラス、単結晶、微粒子等を中心に、パノスコピック形態制御された希土類系物質を作製すると共に、レーザ光等の照射による更なる形態変化や希土類イオンの励起を誘発させ、高次光物性の発現とその機能評価に関する研究を再立案、実施した。 4)A01、A02およびA03の各研究班で得られた研究成果をもとに、高性能永久磁石、高輝度蛍光体、高性能酸化物イオン導電体としての可能性を明らかにすると共に、これらの高性能アクチュエータ、電波吸収材料、ディスプレイや光源、燃料電池などの実用に向けてのシステム化に関する研究を再立案、実施した。
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