研究課題
プラズマ診断技術およびターゲット技術の開発・改良と理論シミュレーションによる解析・設計に基づき、爆縮用の激光XII号レーザーと加熱用のLFEXレーザーを用いて、爆縮加熱統合実験を行い、加熱過程における高密度燃料プラズマ特性の計測・解析に成功した。中性子分光器昨年度設置した多チャンネル中性子検出機用ガンマ線遮蔽材の最適化を実施した。ターゲットから、検出機に向かう中性子ビーム経路を確認し、遮蔽体の使用ポートに対応した最適化を行った。プラスチックシンチレーターを用いた高感度の高速応答中性子検出機の開発を行った。縮退プラズマ中の荷電粒子の伝搬解析について、動的局所場補正を用いた計算のための準備を行った。超高速X線画像計測これまで開発してきた大口径X線ストリーク管を導入し、サンプリング画像計測の観測領域を拡大した。このストリーク管の動作特性を詳細に解析し、サンプリング設計をおこなった。小型電子スペクトロメータ昨年度製作した小型電子スペクトロメータにより、加熱レーザー注入時に発生した高速電子を測定し、2-3 MeVのエネルギーであることを確認することに成功した。クライオターゲット新たに最近提案されたCDBrアブレータの高真球、無欠陥、高均一膜厚なカプセル化に成功した。クライオターゲットの部品となる、構造サイズが30nmしかない低密度カプセルの製造に成功した。液体重水素層の均一化を行った。理論・シミュレーション2次元輻射流体コードを用いて、コーン付爆縮シミュレーションを実施した結果、時間波形、および空間照射分布の制御を工夫することによってコーン先端が破壊されるタイミングを遅らせることができることが判明した。さらに、昨年度提案した二重金コーンについて、さらに大規模なシミュレーション研究をすすめ、高速電子によって生成されるシース場、および磁場の高速電子への影響の詳細なメカニズムを明らかにした。これらの成果を考慮した高速点火の先進ターゲット設計を行った。
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