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2009 年度 実績報告書

「生体ナノシステム制御」研究終了後取りまとめ

研究課題

研究課題/領域番号 16083101
研究機関東京大学

研究代表者

樋口 秀男  東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (90165093)

キーワードナノシステム / ダイニン / ミオシン / キネシン / 細胞
研究概要

1.平成21年7月に計画班代表及び分担者の成果発表会を東大にて開催した。特定領域研究において、須藤らが世界で初めて成功した活性の高い組換えダイニンの発現や、大岩や真行寺らが進めていた軸糸ダイニンの構造解析、樋口らが明らかにした活性の高い天然ダイニン1分子のステップサイズ・カ・速度、広瀬・真行寺らが明らかにした、ダイニンの微小管に結合したときの構造など、これらの研究成果や前回の全体発表会後に明らかになったことなどの発表があった。
2.特定領域全班員(計画班代表・分担と公募代表)から、成果の要点と業績リスト及び、主な論文を送ってもらい、整理し、概要をまとめ、報告書を作成した。
3.特定領域のホームページにて、成果を公表した。
4.特定領域全班員から集めた成果をまとめ、製本した報告書と論文集を作成し、全班員及び関係者へ郵送した。
5.終了後審査に向けて、審査委員にわかり易い図を作成した。
6.社会へのアウトプットとして、「Methods in Cell Blology」(Elsevier)から2分冊で,Axonemal Dynein-mediated Motility Intraclagellar Transportが出版された(編集:S.M.King and G.J.Pazour)。本領域からは6名が執筆者に加わった。2010年度中には「Handbook of Dynein」(Pan Stanford Publishing)の本の出版が予定されている(2009年末脱稿予定、編集者:L-A.Amos&広瀬恵子)。20名の世界の執筆者のうち,現在7名が本領域研究者の予定。
7.平成21年11月に「Dynein2009」が須藤を委員長(大岩、真行寺、豊島が実行委員)として開催された。これは世界最大のダイニン会議で、海外から約20名の招待研究者を招いて開催された。本領域研究者も多数参加し、領域の事後発表会としての役割も持つことになった。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009 その他

すべて 図書 (2件) 備考 (1件)

  • [図書] METHODS IN CELL BIOLOGY : STRUCTURE AND MOTILITY, vol.912009

    • 著者名/発表者名
      Oiwa K., et.al.
    • 総ページ数
      89-109 287-297
    • 出版者
      Elsevier
  • [図書] METHODS IN CELL BIOLOGY : MOTORS AND REGULATION, vol.922009

    • 著者名/発表者名
      Shingyoji C., et.al.
    • 総ページ数
      1-9, 49-63 65-82, 113-131
    • 出版者
      Elsevier
  • [備考] 特定領域研究「生体ナノシステムの制御」ホームページ

    • URL

      http://nanobio.phys.s.u-tokyo.ac.jp/NanoSystem/index.html

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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