研究課題/領域番号 |
16084101
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
米田 悦啓 大阪大学, 生命機能研究科, 教授 (80191667)
|
研究分担者 |
平岡 泰 独立行政法人情報通信研究機構, 関西先端研究センター, グループリーダー (10359078)
原口 徳子 独立行政法人情報通信研究機構, 関西先端研究センター, 主任研究員 (20359079)
竹安 邦夫 京都大学, 生命科学研究科, 教授 (40135695)
木村 宏 京都大学, 医学研究科, 特任教授 (30241392)
|
キーワード | 細胞核 / 分子イメージング / ゲノム / 細胞核内高次構造 / 可視化技術 |
研究概要 |
本申請領域は、真核細胞の遺伝情報を保持し、発現させる基本構造体である細胞核を研究対象とし、その機能を構造構築のダイナミクスに立脚して統合的に理解することを目的としている。このため、本総括班では、領域内での研究の有機的な結合のため、定期的に開催する班会議を最も重要視し、班会議での発表、討論に基づいて、内部評価を厳密に行なうとともに、活発な意見交換、情報交換を促すことにより、各研究者が相互に影響を及ぼし合い、学際的な相互交流が進展することを目指している。この目的に沿って、本年度は、第1回総括班会議を2004年7月20日に大阪大学で開催し、中長期的活動方針を決定するとともに、異分野からアドバイザーを選出し、評価を受けることとした。さらに、第1回領域班会議を2004年10月21日、22日に神戸の関西先端研究センターで開催した。同会議では、班員すべてが研究成果や今後の計画を発表し、班員、総括班評価担当委員ならびにアドバイザーからの評価を受けた。同時に、第2回総括班会議も開催し、主として来年度の活動計画について話し合った。また、本特定領域のキーワードの1つである「可視化」技術は、日進月歩で開発が進むことが予想され、それらの技術を班員全体が共有できるような技術支援、情報交換が大切であり、総括班は、最新技術のノウハウを集約する窓口としての役割を果たすよう努めることを目的として、2004年12月に、研究領域のホームページを立ち上げた。またぐほぼ同時期にニュースレターを発行し、班員はもとより、関係する多くの研究者に郵送し、領域外研究者への情報発信にも努めた。このように、研究計画に沿った活動を進めることができた。
|