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2005 年度 実績報告書

性分化機構研究における実験動物の繁殖と維持

研究課題

研究課題/領域番号 16086212
研究機関基礎生物学研究所

研究代表者

勝木 元也  基礎生物学研究所, 所長 (20051732)

研究分担者 長濱 嘉孝  基礎生物学研究所, 生殖生物学研究部門, 教授 (50113428)
諸橋 憲一郎  基礎生物学研究所, 性差生物学研究部門, 教授 (30183114)
笹岡 俊邦  基礎生物学研究所, 形質転換研究施設, 助教授 (50222005)
佐谷 秀行  熊本大学, 生命資源研究支援センター, センター長 (80264282)
山田 源  熊本大学, 生命資源研究支援センター・動物資源開発研究部門, 教授 (80174712)
キーワードモデル動物 / トランスジェニックマウス / 性
研究概要

「性分化機構の解明」を課題にかかげる本特定領域研究は各種モデル動物を用いることで,「性分化の分子基盤の解析」,「脳の性分化と行動の解析」及び「性分化異常症の解析」を重点目標に,広く性分化に関わる現象を分子レベルで明らかにすることを目的とする。本支援班は基礎生物学研究所形質転換生物実験施設及び熊本大学生命資源研究・支援センターを中核組織とし,特定領域研究「性分化機構の解明」における計画研究代表者らが収集してきた各種マウス系統を共通の遺伝子資源と位置付け,これらの系統を維持・管理するとともに領域研究者に提供することで,本特定領域の研究を支援するものである。平成17年度においては両施設に性分化関連遺伝子変異マウスを20種ほど維持し、リクエストに応じ研究班内外に配布している。また、これらのマウスの多くは遺伝学的解析に用いられることから,遺伝学的背景の統一が不可欠である。既に129のクローズドコロニー以外に,C57BL/6とFVBにバッククロスすることで,遺伝的背景の統一をはかっている。これらの系統の中にはC57BL/6へバッククロスすると妊性が低下するものがあるので、その場合にはクローズドコロニーによる維持を行っている。また、生殖腺の解析に有用なCre-トランスジェニックマウスやGFP-トランスジェニックマウスの作製を開始した。本年度は、支援班で管理、維持しているマウスをホームページにて公開した。本支援班が抱える問題としては、リクエストが予想に反して少ないことである。より実効性のある支援として、抗体の作製や配布などを次年度以降に実施することを検討している。

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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