研究課題/領域番号 |
16201051
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研究機関 | 東京農業大学 |
研究代表者 |
田中 俊次 東京農業大学, 生物産業学部, 教授 (90217034)
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研究分担者 |
永島 俊夫 東京農業大学, 生物産業学部, 教授 (70155927)
小松 輝行 東京農業大学, 生物産業学部, 教授 (70215391)
黒瀧 秀久 東京農業大学, 生物産業学部, 教授 (70178135)
小林 道明 北見工業大学, 工学部, 教授 (20105539)
堀内 淳一 北見工業大学, 工学部, 教授 (30301980)
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キーワード | 環オホーツク海圏交流研究 / 広域交流圏研究 / 環境科学研究 / 天然資源開発 / ロシア研究 / 北東アジア研究 / 農林業・漁業資源開発 / 環境科学技術 |
研究概要 |
本研究プロジェクトは、「環オホーツク海圏交流」を促進するための環境科学的学術交流に的を絞り、学際的・国際的総合研究を目指す持続的可能な経済発展交流の研究を追求することを目的とした。当初研究計画及び研究成果については研究分担者が所属する5大学の、1995年以来の各種の地域とのコンソーシアム開催事業によって、その課題を絞り込んで環境科学研究のテーマを設定してきた。そこで具体的な対象地域を設定し、さらに本研究のメンバーの特色を最大限に活用するために、社会科学的アプローチ、人文科学的アプローチ、自然科学的アプローチといった切り口から分析を行っているものである。 1.分析視点を深めるとともに、第7回までにわたる調査研究方法の検討会議(全体会議)を開催してきた。また、そのうち5回を先駆的に海圏交流研究を行なっている研究者を講師として招き、研究会を開催したものである。 2.また、中国東北地方への調査を2005年8月16日(火)〜8月26日(金)にかけて実施し、ロシアサハリン州への調査を9月4日(月)〜9月11日(土)にかけて行った。 3.中国東北部およびロシアサハリン州調査は、総計12名が参加し、それぞれ、1テーマを設定して調査報告書を執筆した。これら原稿を総括し「2005年度 環オホーツク海圏と広域圏交流形成のための総合的研究報告書」を刊行する予定である。 4.2005年10月2日(日)において環日本海学会にて、黒瀧秀久他2名にて「環オホーツク海地域協力の研究」と題する研究を発表し、環オホーツク海圏研究の研究視座と方向性を明確にし、広く環境科学(自然科学、人文・社会科学)からアプローチする必要を論証した。
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