研究課題/領域番号 |
16201051
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研究機関 | 東京農業大学 |
研究代表者 |
田中 俊次 東京農業大学, 生物産業学部, 教授 (90217034)
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研究分担者 |
永島 俊夫 東京農業大学, 生物産業学部, 教授 (70155927)
黒瀧 秀久 東京農業大学, 生物産業学部, 教授 (70178135)
小林 道明 北見工業大学, 工学部, 教授 (20105539)
堀内 淳一 北見工業大学, 工学部, 教授 (30301980)
小川 昭一郎 道都大学, 教養部, 教授 (90137464)
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キーワード | 環オホーツク海圏交流研究 / 広域交流圏研究 / 環境科学研究 / 天然資源開発 / 農林業・漁業資源開発 |
研究概要 |
本年度の主な研究実績としては、計4回の研究会の開催と中国・サハリン・モンゴルの3力国における海外視察調査の実施、環日本海学会への参加及び報告を行っている。 研究会では、澤井安勇氏(総合開発研究機構)、山村理人氏(北海道大学スラブ研究センター)、沢野伸浩氏(星陵女子短期大学)らを講師として迎え、ロシアサハリン・北東アジア等の実態と環オホーツク海圏と広域圏交流形成の問題等について議論を行うなどして、本研究を進行させてきた。さらに各研究分担者は、海外視察調査の内容を中心として研究の成果をまとめた成果報告書の作成作業を開始し、報告書発刊へ向けて準備を進めている。 海外調査においては、昨年度に引き続き中国東北部・ロシアサハリンにおける調査を実施し、今年度より新たにモンゴルを調査対象地として加えて実態調査を行っている。中国調査(8名参加)では、大連環境保護局への訪問、食品会社視察、企業及び農家への視察調査などを実施してきた。サハリン調査(9名参加)では、サハリンプロジェクトの実施現場の視察調査、農業経営体への聞き取り調査、学校における環境教育に関する聞き取り調査等を実施している。そしてモンゴル調査(4名参加)では、モンゴル環境省や食料農牧業省への聞き取り調査、食肉・食品関係工場視察調査、国立農業大学及び国立科学技術大学の視察などを実施している。 最後に学会報告として、「環日本海学会」(金沢星陵大学、2006年9月30日〜10月1日)に研究代表者及び分研究担者の計4名が参加し、学会報告(范為仁・黒瀧秀久「中国東北地域農業開発の歴史性と環境問題-環日本海とオホーツク海圏域との交流に関わって-」)を実施している。 以上の内容が、平成18年度の本研究における主な研究実績の概要である。
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