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2005 年度 実績報告書

アジア現代女性史の研究:北東及び東南アジアにおける軍事主義とジェンダー

研究課題

研究課題/領域番号 16201053
研究機関大阪外国語大学

研究代表者

藤目 ゆき  大阪外国語大学, 外国語学部, 助教授 (60222410)

研究分担者 南田 みどり  大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (80116144)
大越 愛子  近畿大学, 文芸学部, 教授 (00223777)
古沢 希代子  東京女子大学, 文理学部, 助教授 (80308296)
今岡 良子  大阪外国語大学, 外国語学部, 助教授 (50273735)
キーワードアジア女性史 / 現代史 / アジア現代女性史 / 軍事主義 / ジェンダー / 移民女性 / 性的搾取 / 女性史
研究概要

1.6月中旬に研究組織であるアジア現代女性史研究会の年報『アジア現代女性史』を創刊し、2004年度以後の研究成果を掲載・発表した。
2.6月下旬に世界女性学大会においてパネル「戦争、グローバリゼーション、移民女性の性的搾取を主催し,藤目ゆき・今岡良子・鄭嬉鎮・アガリン長瀬が報告を行った(年報第2号に収録予定)。
3.9月に研究代表者がジャカルタを訪問しインドネシア社会史協会の受け入れでインドネシア現代女性史に関する調査と研究交流を行った。これをふまえて同協会の三人の研究者から1965年事件に関する論文を寄せられた(年報第3に収録予定)。
4.フィリピン女性史に関しては、M.J.B.バリオス教授の援助を得て、ルソン島5地方の地域研究を進め、膨大なデータを集積した(2007年に、年報第3号に収録するとともに、単行本として出版を予定)。
5.研究組織として9月に開催された全国女性史交流の集いを重視して参加し、研究代表者が基調提言とシンポジウムのコーディネイションを行い、新しい女性史の視点と方法論に関する提起を行った。また研究会員が分科会における報告や運営などの役割を果たした(『全国女性史研究交流のつどいin奈良報告集』に収録)。
6.大越愛子が中心となって進めてきた「ジェンダーの視点からみる日韓近現代史」の研究プロジェクトが成就し、10月に同名の図書を上梓した。
7.南田みどり、今岡良子、古沢希代子がそれぞれ夏季にビルマ、モンゴル、東ティモールで調査を行った(研究成果は、それぞれ年報第2号などに寄稿)

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] タイとフィリピンにおける売春禁止主義とフェミニズム2005

    • 著者名/発表者名
      藤目ゆき
    • 雑誌名

      アジア現代女性史 1

      ページ: 14,6

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 第二章 3・1独立運動と社会運動の展開2005

    • 著者名/発表者名
      大越愛子
    • 雑誌名

      ジェンダーの視点からみる日韓近現代史

      ページ: 48-95

  • [雑誌論文] 第六章 ウーマン・リブと社会運動2005

    • 著者名/発表者名
      大越愛子
    • 雑誌名

      ジェンダーの視点からみる日韓近現代史

      ページ: 222-272

  • [雑誌論文] 東ティモールにおける戦争と正義-日本とインドネシアのはざまで2005

    • 著者名/発表者名
      古沢希代子
    • 雑誌名

      戦時性暴力をなぜ記録するのか 2005/12

      ページ: 19-27

  • [雑誌論文] 現地NGO活動紹介〜続編 TRM(大地しっかり立つ)とAMKV(暴力に反対する男たちの会)2005

    • 著者名/発表者名
      古沢希代子
    • 雑誌名

      季刊東ティモール 20

      ページ: 17-21

  • [雑誌論文] モンゴル国における女性研究の動向と研究紹介2005

    • 著者名/発表者名
      今岡良子
    • 雑誌名

      アジア現代女性史 1

      ページ: 4-13

  • [図書] 戦後思想のポリティクス2005

    • 著者名/発表者名
      大越愛子 共編著
    • 総ページ数
      300
    • 出版者
      青弓社

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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