研究課題/領域番号 |
16202014
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研究種目 |
基盤研究(A)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
加藤 友康 東京大学, 史料編纂所, 教授 (00114439)
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研究分担者 |
鶴田 啓 東京大学, 史料編纂所, 教授 (10172066)
小宮 木代良 東京大学, 史料編纂所, 助教授 (90186809)
山口 和夫 東京大学, 史料編纂所, 助教授 (00239881)
尾上 陽介 東京大学, 史料編纂所, 助教授 (00242157)
遠藤 基郎 東京大学, 史料編纂所, 助教授 (40251475)
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キーワード | 画像史料 / 儀式 / 年中行事絵巻 / 奏者番手留 / 徳大寺家史料 / 部類記 / 指図 / 儀式書 |
研究概要 |
宮内庁書陵部所蔵鷹司本『年中行事絵巻』20巻のカラー撮影とデジタル化(187カット)を進め、史料編纂所所蔵米倉家文書『奏者番手留』のカラー撮影(1531カット)及び特殊蒐書『徳大寺家史料』中の絵画史料のカラー撮影(86カット)を行い、画像史料解析のための画像資源を集積した。また『奏者番手留』撮影と並行し、学術研究支援員による同史料群の目録のデータベース化も進めた。 史料編纂所所蔵写真帳(180冊分)所載の指図類、各種古記録刊本(45冊分)収載の指図類、『大日本史料』(第1編〜第5編)所載画像史料所在情報の集成のためのデータ採取・カード化を行った(889件)。合わせて古記録収載の日付取データカードの外注入力も行い(4019レコード)、史料編纂所データベースシステムに搭載する前段階処理を終了した。グループウエア用サーバ及び画像サーバを導入し、集成したデータの共同利用の体制とデジタル化した画像データ集積の環境を整えた。 金刀比羅宮所蔵儀礼関係画像史料・京都大学総合博物館所蔵狩野亨吉氏蒐集文書の調査、奈良国立博物館・勧修寺・京都府立総合資料館等における儀式関係の古記録・聖教類・絵画史料の調査、東大寺塔頭龍松院所蔵文書の調査、東北大学狩野文庫における部類記を中心とする儀式関係史料の蒐集を行い、儀式関係の絵画史料・古記録・部類記・古文書中の関連データの所在情報の調査とデータ集成を進めた。また、教養学部美術博物館所蔵の有職装束類の調査及び写真撮影を行った。
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