研究課題/領域番号 |
16202014
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
加藤 友康 東京大学, 史料編纂所, 教授 (00114439)
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研究分担者 |
鶴田 啓 東京大学, 史料編纂所, 教授 (10172066)
小宮 木代良 東京大学, 史料編纂所, 助教授 (90186809)
山口 和夫 東京大学, 史料編纂所, 助教授 (00239881)
尾上 陽介 東京大学, 史料編纂所, 助教授 (00242157)
遠藤 基郎 東京大学, 史料編纂所, 助教授 (40251475)
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キーワード | 画像史料 / 儀式 / 奏者番手留 / 通航一覧 / 宗教儀礼 / 部類記 / 指図 / 儀式書 |
研究概要 |
東京大学史料編纂所所蔵『通航一覧』のカラー撮影とデジタル化(15,694カット)を進め、合せて昨年度撮影した史料編纂所所蔵米倉家文書『奏者番手留』のデジタル化を行い、画像史料解析のための画像資源を集積した。また『奏者番手留』について、学術研究支援員による同史料群の目録のデータベース化も進め、東京大学史料編纂所所蔵目録データベースを介して検索・画像表示できるように、東京大学史料編纂所歴史情報処理システム上にデータを搭載して、ネットワーク公開を行った。 史料編纂所所蔵写真帳(広橋家記録(802件)・柳原家旧蔵記録(217件)・田中穣氏旧蔵典籍(653件)等)所載の指図類、各種古記録刊本収載の指図類、『大日本史料』(第6編〜第12編)所載画像史料所在情報の集成のためのデータ採取・カード化(2,557件)を行った。合わせて宮内庁書陵部所蔵九条家本・国立歴史民俗博物館所蔵高松宮家禁裏本の部類記収載の日付取データカードの外注入力も行い、史料編纂所データベースシステムに搭載する前段階処理を終了した。 滋賀県立近代美術館・京都国立博物館・大和文華館等における儀礼空間に関する絵画資料の調査、九州国立博物館・観興寺等における宗教儀礼空間に関する中世絵画の調査、京都御所東山御文庫における中世公家儀式関係の原本史料の調査、神宮文庫における宗教儀礼関係史料の調査、仁和寺における密教儀礼関係史料の調査、田原市博物館における田原藩古文書・大河内家史料の調査、陽明文庫における「愚昧記」等の古記録の調査、西尾市立図書館における岩瀬文庫の調査、東大寺塔頭龍松院所蔵文書の調査等を行い、儀式関係の絵画史料・古記録・部類記・古文書中の関連データの所在情報の調査とデータ集成を進めた。
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