研究課題/領域番号 |
16202018
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研究種目 |
基盤研究(A)
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
佐藤 勝則 東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (40106737)
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研究分担者 |
高橋 純一 埼玉大学, 経済学部, 教授 (30143241)
小島 健 立正大学, 経済学部, 教授 (00211897)
佐藤 雪野 東北大学, 大学院・国際文化研究科, 助教授 (40226014)
山崎 彰 山形大学, 人文学部, 教授 (30191258)
関内 隆 東北大学, 高等教育開発推進センター, 教授 (50125473)
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キーワード | ヨーロッパ統合 / 連邦制 / 比較社会構造史 / ゲマインデ自治 / 身分制地方等族議会 / 多元主義 / 土地問題と自治問題 / ハプスブルク帝国史 |
研究概要 |
平成16年5月22日開催の日本西洋史学会(於 東北学院大学 仙台市)大会シンポジウムに向けて問題提起者(研究代表者)及び報告者3名(研究分担者)さらに研究分担者5名を加えた準備研究会を2度(東北大学丸の内分室、及び学士会館東北大学支部)において開催した。 日本西洋史学会シンポジウム報告のテーマは、本研究課題と関連させ、「近現代ヨーロッパにおける連邦制の世界史的位置」と題するもので、各報告分担者の報告テーマは次のようであった。問題提起-ハプスブルク帝国史の視点から-(佐藤 勝則)チェコと連邦制(佐藤 雪野)ベルギーの連邦化と欧州統合(小島 健)アイルランド・スコットランド・ウェールズの土地問題と自治問題(高橋 純一)。シンポジウムには他の研究分担者も参加し質疑応答を通じて、ロシア、大英帝国、ドイツ、アメリカとの比較においてヨーロッパにおける連邦制の世界史的位置が究明された。 本シンポジウムの各報告は、論文として『ヨーロッパ文化研究』第6号に掲載(平成17年3月末刊行)及びシンポジウム討論内容は、日本西洋史学会編集の『西洋史学』近刊号「2004年度日本西洋史学会シンポジウム記録(研究代表者投稿)にそれぞれ掲載されている。 この大会シンポジウムを踏まえて、研究分担者は共通研究テーマを意識した研究基礎資料の調査収集のため、内外の研究諸機関を精査するとともに、関係資史料を購入、分析作業を進めた。その成果は次年度の関係資料集作成に生かされることになっている。
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