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2004 年度 実績報告書

「ポスト占領体制」期地域住民組織の比較・歴史社会学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16203029
研究種目

基盤研究(A)

研究機関東北大学

研究代表者

吉原 直樹  東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (40240345)

研究分担者 西山 八重子  金城学院大学, 現代文化学部, 教授 (10164617)
成田 龍一  日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (60189214)
高橋 強  創価大学, 文学部, 教授 (40147963)
長谷部 弘  東北大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (50164835)
永野 由紀子  山形大学, 人文学部, 助教授 (30237549)
キーワード地域住民組織 / ポスト占領体制 / 町内会 / バリ / ジャカルタ
研究概要

研究初年度の今年度は、まず研究課題に関する論点/争点の抽出とゆるやかな研究スケヂュールの設定のために複数(3回)の研究会を開催した。同時に研究会(特に第2回および第3回の研究会)では専門研究者を講師に招き、大阪、京都および横浜の町内会の歴史について知見を共有した。なお、事例研究としては、研究課題に即して吉原と永野が宮崎県諸塚村、山形県庄内およびバリを、長谷部と高橋基泰が上田を、小浜が沖縄と東京を、そして初澤が盛岡とバリをフィールドとする地域住民組織の研究に着手した。また成田は全体の企画の推進にかかわるとともに、高橋強、西山、増田、中西も現地調査のための予備的な関連資料・文献の収集に従事した。さらに吉原と小浜は、仙台市連合町内会長会の支援を得て仙台市の全町内会を対象とするアンケート調査を実施し(対象数1,400、回収率80%強)、現在、集計中である。今年度の目標としては、東京、大阪、京都、横浜、名古屋、仙台、盛岡、上田、諸塚、沖縄、庄内、ジャカルタ、バリの地域住民組織についてそれらの沿革と組織的構成の現状を把握することに力点が置かれたが、名古屋を除いて当初の目標はほぼ達成されたといえる。なお、初年度の成果として、上記研究会の記録を集成した資料集と仙台市町内会の構成と機能に関する調査研究報告書が刊行されることになっている。またジャカルタの地域住民組織については、外部研究者を招いて成果の集約に加わってもらい、単行本として発表する予定である。
なお現在、研究分担者に初年度の研究実績について集約を要請しており、近々それらをファイリングし、次年度に向けての研究の展開のための資料となることが目論まれている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2004

すべて 図書 (1件)

  • [図書] 時間と空間で読む近代の物語2004

    • 著者名/発表者名
      吉原直樹
    • 総ページ数
      288
    • 出版者
      有斐閣

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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