研究課題/領域番号 |
16203030
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研究種目 |
基盤研究(A)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
上野 千鶴子 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (90132307)
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研究分担者 |
盛山 和夫 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (50113577)
松本 三和夫 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (50157385)
吉野 耕作 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (50192810)
武川 正吾 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (40197281)
佐藤 健二 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 助教授 (50162425)
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キーワード | ジェンダー / 福祉 / 環境 / 科学技術 / 多元主義 / ナショナリズム / 高齢化 / 公共性 |
研究概要 |
合わせて5つのサブ・テーマ「ジェンダー・家族・労働」「福祉・高齢化・公共政策」「環境・科学技術」「多元主義・ナショナリズム」「公共性の社会理論」にもとづいて、相互の配置を考えながら公共性の概念の構築をめざすべく、関連分野のゲストを招いたりしながら、月1回のペースで研究会を開催し、各サブ・テーマの研究を進展させるとともに、分野間の連携を深めた。また前年度より継続している日韓の交流プロジェクトの一環として、平成16年10月30日にはソウル大学の社会学研究室とジョイント・フォーラムを開催した。ソウルでの研究集会には研究分担者のみならず研究協力者として大学院生も多数参加し、次年度以降の展開に結びつく成果があった。次回のジョイント・フォーラムは東京大学で開催の予定である。また平成17年3月19-20日に東京大学で実施された日韓福祉国家研究会による研究集会にも、研究分担者が関与している。日韓にとどまらず東アジア圏の公共政策、福祉制度、人口と家族の動向等をめぐって情報の交換と蓄積が達成されつつある。多元主義・ナショナリズムの分野では、高等教育における多言語使用について、国内外の先進事例の現地調査を実施した。 また次年度に公共性および地域福祉をめぐる量的調査と質的調査を同時並行して実施するにあたり、担当者を決定し予備調査等の準備を進めてきた。すでに先行研究のフォローや事例についての情報収集、ラポールの形成、予備的なヒヤリング等は終わっている。
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