研究課題/領域番号 |
16203033
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
研究機関 | 長崎純心大学 |
研究代表者 |
一番ケ瀬 康子 長崎純心大学, 人文学部, 教授 (20060600)
|
研究分担者 |
高倉 節子 長崎純心大学, 大学院・人間文化研究科, 非常勤講師
片岡 瑠美子 長崎純心大学, 人文学部, 教授 (20185797)
沈 潔 浦和大学, 総合福祉学部, 教授 (20305808)
洪 金子 東京福祉大学, 社会福祉学部, 教授 (30326988)
杉山 博昭 長崎純心大学, 人文学部, 助教授 (20270035)
|
キーワード | カトリック社会福祉 / キリスト教社会福祉 / 修道会 / カリタス / ミゼリコルディア / キリシタン / ボランティア / 福音 |
研究概要 |
4年計画の初年度として、研究体制の基盤作りと基礎資料の収集を主目的に、以下のようにほぼ計画通り実施した。 1)国内調査 (1)九州地区および北海道地区の社会福祉施設・修道会訪問調査 (2)カトリック中央協議会情報資料室での資料収集 (3)国内修道会173箇所へ「カトリック修道会の社会福祉活動および社会活動に関する調査」(質問紙郵送)実施 (4)国内カトリック社会福祉施設および小教区への質問紙調査準備 2)海外調査 (1)パリ外国宣教会のフランス本部訪問(東北アジアに関する資料収集) (2)海外調査のための準備(中国・韓国・台湾・モンゴルへの訪問調査・資料収集および打ち合わせ) 3)基礎資料の整備 (1)暫定年表の枠組み作成 (3)文献入力システムの整備 4)研究会開催および専門家からの聞き取り実施、報告書作成。講師と演題は以下の通り (1)結城了悟氏:16・7世紀の植民地におけるイエズス会の活躍について (2)中島昭子氏:パリ外国宣教会-近代アジアにおけるカトリック教会の礎を築いた宣教師たちの活動- (3)レンゾ・デ・ルカ氏:憐れみ、カトリック教会社会福祉の歩み (4)田代菊雄氏:戦後カトリック社会福祉事業の課題 (5)山内清海氏:キリスト教的福祉活動の原点『福音書』 (6)春見静子氏:ワイマール期から現代に至るドイツカトリック福祉の歴史に関する研究 -カリタス連合体の設立とその活動を中心に- 5)研究体制の整備および統括 (1)図書整備(『植民地社会事業関係資料集』『益世報』等) (2)設備備品費購入・整備(マイクロフィルムリーダー等)
|