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2005 年度 実績報告書

大学国際化の評価指標策定に関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16203039
研究機関大阪大学

研究代表者

古城 紀雄  大阪大学, 留学生センター, 教授 (50029188)

研究分担者 芦沢 真五  大阪大学, 工学研究科, 講師 (00359853)
米澤 彰純  大学評価・学位授与機, 構・評価研究部, 助教授 (70251428)
太田 浩  一橋大学, 商学研究科, 講師 (70345461)
近藤 佐知彦  大阪大学, 留学生センター, 助教授 (70335397)
有川 友子  大阪大学, 留学生センター, 助教授 (30271448)
キーワード大学の国際化 / 評価指標 / 高等教育 / 自己評価プロセス / 国際連携
研究概要

平成16年度に行った米国、欧州、豪州への海外調査研究をふまえ、平成17年度は、数回に渡る国内での調査研究、10数回に渡る研究会を行い、研究を進めてきた。その結果として、個々の大学が国際化の進捗度を評価し、自己改善のために利用することを前提として以下のような評価指標の策定を行った。
まず、IQRやACEガイドライン、Michael PageによるInternationalization Performance Indicators、2003年度(平成14年度)に大学評価・学位授与機構が実施した、国立大学等における「国際的な連携及び交流活動」評価で用いられた「活動分類」や「観点」を参考としながらも、日本の大学の運営・組織形態に適合した評価指標とガイドラインを策定していった。
指標案は、「大項目・中項目・小項目」「評価の目的と評価課題」「評価対象」「調査・分析の方法」「指標」「ガイドライン」を表形式にし、整理した。指標は、カリキュラム以外(1.大学の理念、目標、計画、2.組織とスタッフ、3.予算と執行状況、4.研究の国際的展開、5.受入システム、情報提供、インフラ<入試、教育、住宅、多言語、環境>、6.国際連携の多面的な推進)とカリキュラム(7.大学内の授業におけるカリキュラムの国際化、8.学外機関との連携によるカリキュラム<教育交流、インターンなど>の8つの大項目、23の中項目、49の小項目から成っている。これらの策定された指標は、大学の設立理念、規模、特徴などを考慮して、多様な「国際化」の概念に対応するため、複数の指標項目から大学の目的に適合した項目のみを選んで利用する、いわばアラカルト方式の指標群である。これらの指標を用いて実験的に、大阪大学および岩手大学において調査を行った。
研究成果発表として、平成17年5月、アメリカ合衆国におけるNAFSA年次大会でセッション発表を行い、平成18年1月には、海外共同研究者を招いての国際シンポジウムを行った。また、2年間の研究成果として最終報告書を作成した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Japanese Flagship Universities at a Crossroads2006

    • 著者名/発表者名
      Akiyoshi Yonezawa
    • 雑誌名

      Journal of Comparative Asian Development (未定)

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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