研究課題/領域番号 |
16204037
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
平原 聖文 立教大学, 理学部, 助教授 (50242102)
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研究分担者 |
柳町 朋樹 立教大学, 理学部, 助教授 (70200540)
齋藤 義文 宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究本部, 助教授 (30260011)
高島 健 宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究本部, 助教授 (10298193)
浅村 和史 宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究本部, 助手 (50321568)
関 華奈子 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 助教授 (20345854)
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キーワード | 宇宙プラズマ・粒子 / 磁気圏 / 直接観測 / エネルギー・質量分析 / 多成分プラズマ / 相互作用 / 総合観測器 / 広エネルギー帯域計測 |
研究概要 |
今後の宇宙空間におけるプラズマ加速現象解明のための鍵となる中エネルギーセンサーの開発に先立ち、8-140keVのイオン・電子ビームラインを完成させた、このビームラインを用いて50mmx50mmの広範囲に渡って一様なイオンビームを確認した°イオン種は、H+、He+、N+、He^<2+>、N^<2+>、等を選択可能である。この結果の一部は2006年9月に行われた地球電磁気・地球惑星圏学会講演会にて口頭発表された。 中エネルギー帯(10-200keV)のイオン計測に向け、静電分析部及び質量分析部の開発を行った。静電分析器に関しては、エネルギー分析部の耐圧試験を行い最大電圧(±5kV)を印加した際でも放電が発生せず、エネルギー分析が可能であることを確認した。また、静電分析器の原理や試験結果をまとめて、Review of Scientific Instruments誌に投稿し、2006年12月に掲載・出版された。更に、質量分析部テストモデルの製作と室内実験を行い、地球磁気圏イオン分析に十分な質量分解能があることを確認した。また、2006年7月にシンガポールで開催されたAOGS annual meeting 2006に参加し、中間エネルギーイオン質量分析器に関する口頭発表を行った。 新しい粒子検出素子であるAvalanche Photo Diodeによる2-60keVの電子計測技術に目処をつけ、2004年度に行われた宇宙空間での実証試験(宇宙機構・宇宙研の観測ロケットS-310-35に搭載)の結果の解析も踏まえて2006年7月にシンガポールで行われたAOGS annual meeting 2006にて口頭発表した。 今後のジオスペース探査国際協力を推進すべく、NASAの新しい探査衛星計画であるTHEMIS計画のpre-launch science meetingに出席し、他の出席者と将来の磁気圏探査計画における国際協力について話し合った。
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