研究課題/領域番号 |
16208021
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
出村 克彦 北海道大学, 大学院農学研究院, 教授 (70091551)
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研究分担者 |
寺澤 実 北海道大学, 大学院農学研究院, 教授 (50003124)
波多野 隆介 北海道大学, 大学院農学研究院, 教授 (40156344)
山本 康貴 北海道大学, 大学院農学研究院, 助教授 (90191452)
吉田 謙太郎 筑波大学, 社会工学系, 講師 (30344097)
佐藤 和夫 酪農学園大学, 酪農学部, 助教授 (70347756)
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キーワード | Ecological Footprint / 持続可能性指標 / NAMEA / LCA / 環境負荷 / 環境便益 / 経済成長 / 地域資源循環 |
研究概要 |
平成18年度はグリーンツーリズムおよび地域資源利用に係わる環境収容力評価の調査を実施した。 (1)ヨーロッパ調査概要。調査期日:2006年10月。グリーン・ツーリズムの調査をおこなった。フランスのルーラル・ツーリズムのアソシエーションであるスルス(SOURCE)、農家の観光的活動を支援する組織の「農家へようこそ」、フランス最大の民宿組織「ジット・ド・フランス」をそれぞれ訪問して機関調査をおこなうとともに、実際に民宿を営んでいるモンペイロー村の農家を訪れ、現地調査をおこなった。後半はスウェーデンに移動し、リュースダール市の地域振興活動グループ、ストックホルムの「農民連盟」等での機関調査をおこなうとともに、自然体験を売り物にしている民宿を訪問し、現地調査をおこなった。 (2)内モンゴル調査概要。調査期日:2006年8月。砂漠を緑地帯へと開発する環境創造を通じて持続的発展を図っている「恩格貝(エンケベー)」の実態に関してヒアリング調査、環境収容力の試算に用いるためのデータ収集および関係諸施設の視察を実施した。文化観光遺産であるチンギスハン陵の事業について、事業展開の意図と事業内容、およびその事業評価(対象事業の持続的文化観光戦略としての現状および問題点さらに課題およびあり方)等に関するヒアリング調査、関係諸施設の視察を実施した。ウーラン郷政府、オルドス市観光局などに対してヒアリング調査を実施した。関連統計など関係統計資料の収集を実施した。
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