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2005 年度 実績報告書

「自家骨髄間葉系幹細胞-磁気ビーズ」複合体及び磁性体リポソームを用いた四肢再生

研究課題

研究課題/領域番号 16209045
研究機関広島大学

研究代表者

越智 光夫  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (70177244)

研究分担者 安永 裕司  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 客員教授 (40253075)
石田 治  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教授 (00243551)
安達 伸生  広島大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 助手 (30294383)
キーワード間葉系幹細胞 / 神経幹細胞 / 軟骨再生 / 神経再生 / 磁性体 / 外磁場 / セルデリバリーシステム
研究概要

研究計画調書に従い、以下の研究を行い、研究成果をあげている。
1.軟骨欠損疾患に対する磁気ビーズを用いたターゲティング〜in vitro実験(軟骨再生)に関する研究;
ラット間葉系幹細胞-磁気ビーズ複合体の増殖、磁気誘導、分化能を検証した研究結果をJournal of Biomedical Materials Research Part Aに投稿し受理された。
2.軟骨欠損疾患に対する磁性体リポソームを用いたターゲティング〜in vivo実験(軟骨再生)に関する研究;
ウサギ間葉系幹細胞-磁性体リポソーム複合体のin vitroでの磁気誘導を検討し、またウサギ軟骨欠損モデルにおいて複合体の効果を検討するため、外磁場形成下に複合体を関節内注入した。移植後4週で組織学的に評価(HE,トルイジンブルー染色、抗2型コラーゲン抗体による免疫染色)し、良好な欠損修復が得られていることを確認した。以上の成果は、第20回日本整形外科学会基礎学術集会(2005)及び、51st Orthopaedic Research Society (2005)にて発表した。
3.神経疾患に対する磁気ビーズを用いたターゲティング〜in vitro実験(神経再生)に関する研究;
ラット神経幹細胞-磁気ビーズ複合体の増殖、磁気誘導、分化能を検証した。研究結果をNeuroReport(vol16:1641-1645,2005)及び、第20回日本整形外科学会基礎学術集会(2005)、第5回日本再生医療学会(2006)にて発表した。
4.生体に安全な全く新しい磁気ビーズの開発;
生分解性ポリマーと磁性体の選択を行い、磁性体の合成・成型を現在検討している。
5.外磁場装置の開発とその有用性の検討;
開発した単ポール電磁石(TM-SP1210SC-014型)、その電源(TM-SP60554型)及び間葉系幹細胞-磁気ビーズ複合体を用い、複合体の磁気誘導実験など外磁揚装置の有用性を検証した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Characterization of labeled neural progenitor cells for magnetic targeting2005

    • 著者名/発表者名
      Hakasaki Takahiko
    • 雑誌名

      NeuroReport 16(15)

      ページ: 1641-1645

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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