研究課題
本研究では、研究分担者(田邉)によって開発された確率的予測推論機械dual Penalized Logistic Regression Machine (dPLRM)を用いたマルチメディア異種混合データの判別予測方式を確立することを目的とする。本年度はdPLRMに関して1)異種混合データの扱い、2)汎用ソフトウェアパッケージの開発、3)各種計算環境への最適な実装化の三つの項目について主に検討を行った。1)異種混合データの扱い異種混合データを入力、判別、出力の各段階で一括して処理する方法について検討を行った。その結果、入力、判別の段階で処理するためには比較的高い精度でdPLRMのパラメータ推定を行う必要があり、dPLRMの実装化にも関係して、実際には難しいことがわかった。2)汎用ソフトウェアパッケージの開発社会的な貢献の一つとして、本研究成果によるマルチメディアデータの判別予測方式において基本的に用いた確率的予測推論機械dPLRMに関する汎用ソフトウェアパッケージの開発を行った。本パッケージは利用目的が研究である場合に限って公開する。3)各種計算環境への最適な実装化各計算環境に応じて、そのメモリやCPUを効率的に利用する実装化について検討し、上記1)の開発に利用した。
すべて 2008 2007
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 2件)
日本音響学会2008年春季研究発表会講演論文集 I
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Proceeding of TRECVID 2007 Workshop
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Proceedings of 2007 ICASSP IEEE International Conference on Acoustics, Speech, and Signal Processing 2
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Proceedings of 2007 ICASSP IEEE International Conference on Acoustics, Speech, and Signal Processing 4
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