研究課題
基盤研究(B)
情報技術によって強化された知的な小型移動体による近未来の都市交通システムのあり方、その実現のために解決すべき重要な研究課題・目指すべき方向性、特に、複数の小型移動体が協調的に動作し、搭乗者が安全で効率よく活動できるための手法、さらに、人間の生活世界を中心とした、物理世界と情報世界を統合的に利用するシステムのアーキテクチャを提案することを目指して、個人用知的移動体とそれを含む情報的インフラストラクチャの研究開発を行っている。初年度は移動体を3台製作し、屋内および屋外においてさまざまな実験を行うために、以下のような基礎技術を研究・開発し、移動体に組み込んだ。(1)カメラ・赤外線・超音波・PSDセンサーなどを用いたセンサー統合(2)各種センサー(とセンサー統合技術)を用いた状況認識(3)各種操作を行うためのグラフィカルユーザーインタフェース(4)近接する移動体間のアドホックネットワークとそれに基づく連携協調(5)GPS/DGPSおよび電子コンパスを用いた屋外での現在位置・方向認識(6)RFIDを用いた屋内での現在位置認識と関連情報検索(7)赤外線IDによる搭乗者の識別と個人適応(8)音声・映像情報、さらにセンサー情報を含めたマルチメディアアーカイブ構築
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情報処理学会第67回全国大会講演論文集 (CD-ROM)
情報処理学会第66回全国大会講演論文集 (CD-ROM)
マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム(DICOMO2004)講演論文集 2004・7
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