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2004 年度 実績報告書

人工味細胞ネットワーク・ハードウェアの開発と味情報処理機構解明への応用

研究課題

研究課題/領域番号 16300094
研究種目

基盤研究(B)

研究機関九州工業大学

研究代表者

吉井 清哲  九州工業大学, 大学院・生命体工学研究科, 教授 (30125364)

研究分担者 神酒 勤  九州工業大学, 大学院・生命体工学研究科, 助教授 (20231607)
立野 勝巳  九州工業大学, 大学院・生命体工学研究科, 助手 (00346868)
キーワード電位固定 / 味蕾細胞 / マウス / モデリング / 計算機シミュレーション / 電気回路設計 / 化学センサ
研究概要

本研究は、神経生理学(吉井)、デバイス作成(神酒)、モデリング(立野)の専門家間の双方向的な情報交換により、味細胞受容機構の解明と味蕾型化学センサの工学的実現を目的とする。初年度となった平成16年度は、味細胞受容機構について既知の現象および吉井が新たに発見した味細胞ネットワーク(以下参照)について、神酒、立野に対する神経生理学的解説から、研究を開始した。
出産直後、マウスの舌に分布する味細胞は機能しておらず、軟口蓋に分布する味細胞が母乳の摂取に重要な役割を持つと考えられている。味細胞はI型からIV型まで3種に分類されているが、舌では、III型細胞数あたりのII型細胞数型が成長とともに増大し、成体で一定の比に達することを発見した。一方、軟口蓋味蕾では、出産直後からこの比を達成していた。これらの結果は、味細胞ネットワーク機能の発現には、II型細胞数とIII型細胞数の比が機能の発現に重要なことを示唆する。このデータおよび、新たなデータに基づき、モデリングおよびデバイス化を開始した。
立野は、生理学的研究用、およびデバイス作成用の2種のモデル作成を開始し、吉井、神酒にこれらのモデル作成に必要なパラメータ、とくに、電位依存性電流の詳細、細胞間相互作用の非線形性、を要求した。また、味蕾細胞の非線形的性質を活用した味蕾細胞間ネットワークの機能について提案した。神酒は、味蕾の入力-出力関係を満足させる電気回路設計を開始し、必要なパラメータを吉井、立野に要求した。隔週、情報交換会議を行い、各分野の進捗毎に、生理学分野と工学分野における研究実績を積み上げている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] Gap junctions among taste bud cells in mouse fungiform papillae.2005

    • 著者名/発表者名
      YOSHII, K.
    • 雑誌名

      Chemical Senses 30S

      ページ: i35-i36

  • [図書] Cell-networks in mouse taste buds, in Brain-Inspired IT p.53-56(H.Nakagawa, K.Ishii, H.Miyamoto, Editors)2004

    • 著者名/発表者名
      Hayato, R., et al.
    • 総ページ数
      4
    • 出版者
      Elsevier B.V. : Amsterdam.

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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