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2005 年度 実績報告書

健やかで安らぎのある生活環境の形成-美的倫理的ヒューマン・エコシステムの要件-

研究課題

研究課題/領域番号 16300232
研究機関鹿児島国際大学

研究代表者

高山 忠雄  鹿児島国際大学, 大学院・福祉社会学研究科・教授鹿児島大学・大学院・医歯学総合研究科, 客員助教授 (20254568)

研究分担者 齋藤 稔  広島大学, 名誉教授 (50074307)
高木 邦明  鹿児島国際大学, 福祉社会学研究科, 教授 (30126099)
増田 豊文  東北文化学園大学, 科学技術学部, 講師 (30316450)
田中 顕悟  鹿児島国際大学, 福祉社会学部, 講師 (30340368)
立原 慶一  宮城教育大学, 教育学部, 教授 (10136369)
キーワードヒューマン・エコシステム / 生活環境 / 美的倫理 / 安らぎ / 睡眠科学 / ライフスタイル / 健康科学 / 衣食住の生活科学
研究概要

本科研共同研究は健康で安らぎの生活環境を形成するために美的論理的要件を具備した新しい生活文化学的ヒューマン・エコシステムの構築と適応をテーマにしている。平成17年度の分担課題は、ドイツとイギリスの事例を対象にして調査研究を進めた。
ドイツでは、ベルリンとドレスデン、エアフルト、ピルナ、ハイリゲンシュタット他。イギリスでは、ロンドン、エディンバラ、グラスゴー、カーライルを対象にした。
大都市では、20世紀終りから21世紀における新しい都市計画として建築された事例としてベルリンのポツダム広場とその建築群、ユダヤ人犠牲者記念碑、マルツァーン保養公園の新たな都市環境について。ロンドンのテート・モダーン、ブリティシュ・ミュージアム、その他ポスト・モダーンの生活環境など現代的文化環境について調査研究した。
中小都市でも、ヒューマン・エコシステムの視座から伝統的な事例を対象にし、現代的な生活環境の観点で追究した。ドレスデンの復元された聖母マリア教会と周辺の文教地区。エアハルトの伝統的な中世建築をもつ広場とその生活環境。ハイリゲンシュタットの美的環境と保健医療施設を伴う保養公園の文化的自然環境などの総体を理解した。
エディンバラとグラスゴーでは伝統的スコットランド・スタイルの記念建築と記念碑、ネクロポリス(共同墓地)と市民墓地、アールヌヴォーの近代様式の都市社会の生活環境。
2人の研究協力者、ドイツのG.-H.フォーゲル博士とイギリスのA.ハーヴィー博士は積極的に協力し、特にヒューマン・エコシステムの指標による生活環境に関して、新しい文化的創出を加えた社会学的要件に関する調査と研究を進めている。

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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