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2004 年度 実績報告書

移動教室バスによる中学校の「総合的な学習」への直接的支援活動

研究課題

研究課題/領域番号 16300257
研究種目

基盤研究(B)

研究機関宮城工業高等専門学校

研究代表者

松浦 眞  宮城工業高等専門学校, 総合科学系理数科, 教授 (40042262)

研究分担者 石山 純一  宮城工業高等専門学校, 総合科学系理数科, 教授 (80005529)
野本 俊夫  宮城工業高等専門学校, 総合科学系理数科, 助教授 (50099769)
遠藤 智明  宮城工業高等専門学校, 総合科学系理数科, 助教授 (60369915)
今野 一弥  宮城工業高等専門学校, 総合科学系理数科, 助教授 (80270198)
野角 光治  宮城工業高等専門学校, 電気工学科, 助教授 (60208303)
キーワード移動実験車 / 総合的な学習 / 理科教育 / 出前授業 / 理科実験
研究概要

本年度は3カ年計画の初年度であり、本テーマの中心的役割を果たす、移動実験車の選定に多くの時間と労力を割いた。最終的にはアルミウイングのH12年式日産4トントラックを購入し、車体には学生から募集したデザインで塗装が施された。この移動実験車の愛称を募集し"リカレンジャー"と名づけた。一方、実験テーマの決定とその準備については、現時点で以下の20テーマが決まった。その後これらの実験テーマに必要な実験機材を購入し、いつでも要請に応じて出動できる体制を整えた。以下にそれらに実験テーマとその概略を示す。
(1)静電気のあそび:静電気の性質を学び、フランクリン・モーターを製作。
(2)クリップ・モーター作り:電流と磁界の関係を学び、クリップ・モーターを製作。
(3)リニアーモーター作り:フィルムケースを使って、リニアーモーターを製作。
(4)ラジオの製作:一人ひとりがラジオづくりに挑戦。
(5)慣性、歓声、感性(力の不思議):慣性を利用した面白い実験にチャレンジ!
(6)まわす回す舞わす:地球ゴマや皿回しで遊びながら、物体の回転運動を考える。
(7)重力をはかる:重力の大きさをはかり、重力を考える。
(8)ペットボトルロケットを飛ばす:おなじみの圧縮空気を利用した水ロケットを製作。
(9)大気圧の実験:空き缶をつぶし、大気圧の大きさを体験。マンデブルグの実験。
(10)熱と物質:熱による物質の変化(比熱の測定)。ドライアイスの液化。熱気球づくり。
(11)スターリング・エンジン作り:ビー玉スターリング・エンジンを製作。
(12)音の実験:楽器づくり(ストロー笛)からはじまり、パソコンを使って自分の音声波形を観察。
(13)簡単分光器の製作:簡単につくれる簡易型分光器で光のスペクトルの観察。
(14)偏光板の不思議:2枚の偏光板を使って、透明な物体をカラフルに変身させる。万華鏡の製作。
(15)液体窒素による低温実験:液体窒素ロケット、液体酸素の性質、ドライアイス作り。
(16)驚異の強力磁石:ネオジ鉄磁石を使って、強力磁石のすごさを体験。この磁石を使ってスピーカーをつくる。
(17)超伝導のふしぎ:超伝導磁石の浮上実験。電気抵抗ゼロの不思議を観察する。
(18)スライム・ゴムボール作り:家庭用洗濯ノリを使ってスライムを作る。
(19)ホッカイロをつくる。:ホッカイロを自分で作り、ホッカイロの原理を学ぶ。
(20)燃料電池で遊ぶ:燃料電池を使った実験をしながら、燃料電池の原理やその利用法を学ぶ。

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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