研究課題/領域番号 |
16300282
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 独立行政法人メディア教育開発センター |
研究代表者 |
廣瀬 洋子 独立行政法人メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (80208884)
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研究分担者 |
大倉 隆昭 大阪大谷大学, 教育福祉学部, 教授 (50223772)
中村 広幸 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (70351731)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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キーワード | 障害者 / 高等教育 / SCS / メディア教育 / インターネット / 字幕 / 情報保障 |
研究概要 |
1.先行研究で蓄積した音声・画像素材に字幕等を付与する新規技術を組み合わせた教材を作成し、SCSの配信コンテンツの精緻化と高度利用を図り、大学での授業やFD研修講座等での教材として利用可能にした。http://www.nime.ac.jp/~disable/ ●NIMEのSCS利用研修「高等教育に学ぶ障害者への配慮と学習支援」において、同時同期型字幕付与システムを使い、SCS画面上に字幕を効果的に挿入する研究を随時行いながら、配信し、終了後ユニバーサルデザイン化されたコンテンツとして精緻化を計り、ウェブ上にアップロード、オンデマンドでの閲覧を可能にした。 ●講演アーカイブ「字幕付き講演ライブラリ」の構築 上記SCSワークショップのコンテンツに加え、日本の障害者支援拠点機関、筑波技術大学、日本学生支援機構と連携しシンポジウム・フォーラム等を字幕付コンテンツとして製作、サイト上でオンデマンドでの閲覧を可能にした。 2.大学での授業やFD研修のみならず、障害者支援に関心をもつ人に具体的に役立つサイトとして内外の高等教育に関する支援情報などに関する包括的なウエブサイトの拡充と、障害者支援の世界的潮流を分析と検討し、随時配信することを可能にした。(1)日本の大学における障害者支援データベース「Database of Disability-related Support for Students in Higher Education in Japan」をウェブにアップ。EU17か国のデータベース「HEAG database」との連携を深める。(2)日本の大学の公式ウエブサイトにおける障害学生支援情報を分析しデータベース化した。 3.NIMEのIT調査の中で、情報ウエブアクセシビリティに関する回答の分析。高等教育機関における障害をもつ学生に対するメディア・IT活用実態調査(17年度)を実施し分析し、今後の大学のウエブサイトを検討した。大学のボランティア養成講座等との連動についての議論をまとめた。
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